介護施設・事業所では、どの職員も健康に働けることが必要

山本勝之

山本勝之

テーマ:健康で働くために、メンタルヘルス

経済産業省のホームページによると、「健康経営」とは、

従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、
戦略的に実践することです。
企業理念に基づき、従業員等への健康投資を行うことは、
従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、
結果的に業績向上や株価向上につながると期待されます。

と書かれています。


介護施設・事業所でも、この健康経営の理念のもとに、
介護職員の健康が続くように支援することで、
人材の定着やサービスの向上が考えられます。

例えば、反対に健康経営を無視した運営であれば、
健康を害するたばこ、生活習慣病などによる
慢性疾患への治療の継続、
女性の健康を考えない働き方による体調悪化などで、
介護職員が治療のため休んだり、退職してしまったり、
パフォーマンスが十分発揮できないなどで
人材不足やサービスの質の低下が考えられます。


腰痛症や夜勤による生活リズムも崩れやすい職場環境ですので、
「健康経営」の視点で、施設・事業所の運営に
取り組んでみましょう。


※経済産業省のホームページ
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kenko_keiei.html



~こちらの記事も、続けてご参考ください~
・利用者からの暴力・ハラスメントへの対策


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山本勝之
専門家

山本勝之(社会保険労務士)

ゆい社会保険労務士事務所

介護の現場で要となる人材面を中心に、事業所に向けたあらゆるアドバイスに取り組んでいます。人材採用、教育、評価、職場環境の整備から、施設の開設、事業譲渡まで、サポートの範囲は多岐にわたっています。

山本勝之プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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