介護の現場で気をつけたいパワーハラスメント

山本勝之

山本勝之

テーマ:ハラスメント、人権

パワーハラスメントは、職場の中の力関係により、
相手への心ない言動や暴力により、心身を傷つけたり、
職場での立場を不安にさせてしまう行為です。


職場の力関係といっても、上司から部下だけでなく、
部下から上司、同僚間でも起こりえます。

また、怒鳴ったり、威嚇したり、大勢の前で叱責する、
意味もなく仕事をやり直させたり、情報を与えないなどにより、
相手の人格を否定したり、傷つけることがあります。

「仕事を辞めてしまえ!」など、不安にさせる言動も同じです。



それでは、パワーハラスメントに注意して
どのように関わったらよいのでしょうか?


例えば、注意する、叱る場合は、
大勢の前ではなく、個別に別室で行い、
事実をしっかり伝えることで、改善を促します。

このとき、感情的にならないように注意しましょう。


また、日頃から円満な人間関係が職場にできるよう
心がけることも必要です。


つい、あの人は少し気に入らない・・・などと
考えが及ぶかもしれませんが、ここは仕事の場であり、
冷静になって仕事を進めていく必要があることを
職場で共有しておくことが必要でしょう。








道ばたに咲く花が多い時期になりました。





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※2020年7月14日に、記事の内容を一部修正しました。

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山本勝之
専門家

山本勝之(社会保険労務士)

ゆい社会保険労務士事務所

介護の現場で要となる人材面を中心に、事業所に向けたあらゆるアドバイスに取り組んでいます。人材採用、教育、評価、職場環境の整備から、施設の開設、事業譲渡まで、サポートの範囲は多岐にわたっています。

山本勝之プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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