介護の現場でパワーハラスメントを防止するには
パワーハラスメントは、職場の中の力関係により、
相手への心ない言動や暴力により、心身を傷つけたり、
職場での立場を不安にさせてしまう行為です。
職場の力関係といっても、上司から部下だけでなく、
部下から上司、同僚間でも起こりえます。
また、怒鳴ったり、威嚇したり、大勢の前で叱責する、
意味もなく仕事をやり直させたり、情報を与えないなどにより、
相手の人格を否定したり、傷つけることがあります。
「仕事を辞めてしまえ!」など、不安にさせる言動も同じです。
それでは、パワーハラスメントに注意して
どのように関わったらよいのでしょうか?
例えば、注意する、叱る場合は、
大勢の前ではなく、個別に別室で行い、
事実をしっかり伝えることで、改善を促します。
このとき、感情的にならないように注意しましょう。
また、日頃から円満な人間関係が職場にできるよう
心がけることも必要です。
つい、あの人は少し気に入らない・・・などと
考えが及ぶかもしれませんが、ここは仕事の場であり、
冷静になって仕事を進めていく必要があることを
職場で共有しておくことが必要でしょう。
道ばたに咲く花が多い時期になりました。
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※2020年7月14日に、記事の内容を一部修正しました。