趣味のない介護職員は・・・
介護職員が出産する場合、介護の施設で配慮することはたくさんあります。
まず、出産を控える職員=妊産婦と言いますが、身体への配慮が必要です。
特に、妊娠直後では、身体の不調を訴える職員も多いですので、
身体の調子が不調であれば、勤務内容の軽減などを行いましょう。
(妊産婦は、出産前から産後1年の状態にある職員のことです)
場合によっては、勤務日数を減らしたり、休憩時間・回数を多くすることも必要です。
そして、出産休暇を経て、育児休業を取得する場合、
職場に復帰してもらえるよう出産休暇中の諸制度や育児休業給付の説明、
職場復帰後の働き方を、休暇に入る前にあらかじめ説明しておきましょう。
出産前から育児休業後にかけて、職場で配慮するポイントは、
仕事の量は減らして、質は保つということです。
妊娠したからといって、雑務を仕事とするのではなく、
介護など身体に負担がかかるものは減らし、利用者さんの担当や、
委員会の活動などの仕事は、そのままにしておきます。
このことによって、育児休業後もキャリアが下がることがなく、
職員自身のモチベーションも保たれることにつながります。
道ばたに水仙が咲いていて、良い香りがしていました。
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※2020年7月14日に、記事の内容を一部修正しました。