介護の事業所での時間外勤務

山本勝之

山本勝之

テーマ:給与賃金・雇用条件、雇用契約、再雇用

介護の現場では、利用者さんが入所されておられ、
24時間介護が必要なところもあります。

このような事業所では、交代制の勤務で介護職員は働いています。


交替制勤務のため、自分の勤務時間が終われば、
別の職員が仕事を引き継ぐのですが、
どうしても、自分の勤務時間に終わらない仕事が残ることがあります。

そこで、時間外勤務、残業となってしまいます。


この時間外勤務は、いつもあり、仕方がない・・・
と思われていますが、本当に仕方がないのでしょうか?


・時間内に仕事を終わらそうと、勤務時間内で努力をしていますか?

・仕事の中に、行わなくてもよい仕事はありませんか?

・仕事の役割分担は、その職員のスキルに合っていますか?
 スキルに及ばない職員さんへ仕事を委ねていませんか。


このような問いに、管理者の方は、答えてみて下さい。

それでも時間外勤務が出てしまう場合は、
新たに職員を採用する、役割分担を変えるなど
ほかの手立てを考えましょう。



格子越しの風景も良いものです





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 ※2020年7月13日に、記事の内容を一部修正しました。

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山本勝之
専門家

山本勝之(社会保険労務士)

ゆい社会保険労務士事務所

介護の現場で要となる人材面を中心に、事業所に向けたあらゆるアドバイスに取り組んでいます。人材採用、教育、評価、職場環境の整備から、施設の開設、事業譲渡まで、サポートの範囲は多岐にわたっています。

山本勝之プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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