介護職員との雇用契約を更新する際の注意点
介護の現場では、利用者さんが入所されておられ、
24時間介護が必要なところもあります。
このような事業所では、交代制の勤務で介護職員は働いています。
交替制勤務のため、自分の勤務時間が終われば、
別の職員が仕事を引き継ぐのですが、
どうしても、自分の勤務時間に終わらない仕事が残ることがあります。
そこで、時間外勤務、残業となってしまいます。
この時間外勤務は、いつもあり、仕方がない・・・
と思われていますが、本当に仕方がないのでしょうか?
・時間内に仕事を終わらそうと、勤務時間内で努力をしていますか?
・仕事の中に、行わなくてもよい仕事はありませんか?
・仕事の役割分担は、その職員のスキルに合っていますか?
スキルに及ばない職員さんへ仕事を委ねていませんか。
このような問いに、管理者の方は、答えてみて下さい。
それでも時間外勤務が出てしまう場合は、
新たに職員を採用する、役割分担を変えるなど
ほかの手立てを考えましょう。
格子越しの風景も良いものです
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※2020年7月13日に、記事の内容を一部修正しました。