股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
伸びない足首を伸ばす
このコラムでは
足首が伸びなくて、正座やあぐらができなかったり
足の甲が伸びないなどについて
たくさん書いていますが、言葉で理解されていても
体に伝えるポイントを勘違いしてしまう方もあります。
その時は頭が足首にしかありません。
(体幹に繋がらない足裏)
(体幹に繋がる足裏)
あぐらをかいた状態ですが
あぐらで座れても、この状態では体幹には繋がりません。
足裏が上を向いていますね。
足首が体幹に繋がる方向からはねじれて
足首から脛、腿などに力が入ってしまい
そこで力の流れは滞ってしまいます。
この方の場合、座面がしっかり広く床に着いているので
座ることのストレスは小さいですが
ダンサーがするように、ここから脚を上げるストレッチをする時は
きつさがでてきます。
下の画像。
小指の根本をつけて踏み、土踏まずを伸ばして
踵を押す感覚ができると
楽に膝小僧を上向きにできました。
これがお尻につながり、背骨に繋がります。
座骨から膝の長さが長くなり、股関節は詰まりがなくなります。
ここから足の甲を伸ばすのはまた別に動画を作っていますが
まず足首を伸ばすためには踵そのものを押すのではないということ。
昨日、オンラインでレッスンした方も、この足首の伸ばし方が
なかなかつかめなかったのですが
私が思いついたことをしてもらって、この感覚を覚えてもらえたので
やってもらいたいストレッチがきちんとできて、
全く足裏も足首も使い方が変化し、股関節の痛みもなくなりました。
言葉で伝えようとしても理解しにくいと思うので
これは動画を作ろうと思っています。
それまでは、下記のコラムを参考に。
体幹につながる足裏を育てる(2019年10月13日)
足裏の縦アーチ、横アーチを作り、体幹につなげる(2019年9月28日 )
体幹コントロールで脚がパンパンにならないルルベ(2020年3月28日)
足首が固くてあぐらがかけない 膝が上がる 腰が辛い(2020年2月2日)
痛みなく使え体幹につながる足裏のために(2019年4月25日)