重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
痛みのないO脚、脚の歪みの改善
O脚で悩む人は多いですが
このコラムでは他のことでも申し上げているように
脚だけを何とかまっすぐにしようと思っても
改善できる見込みは少ないと思います。
上の写真はレッスン前に撮ったもの。
内くるぶしが上がり、足首から下を土台とすれば
土台に斜めに突き刺さるような立ち方になっています。
脚の内側は体幹からたくさん出てお肉が余った状態
外側は張りが強く、引っ張られている状態。
脚の内側を股関節に引き込んでやれば揃います。
いくつかいろいろやってもらっているうちに
下の画像のように内くるぶしの状態は変わり
足首はスッキリ、歪みが気にならない状態になりました。
特にO脚をどうこうするのでなく、
つながりがある状態で股関節を引き込んでもらった後の状態です。
この方の場合は、椅子にどう座れば痛みがないか
家で過ごしている時、椅子に座っている時にどうするか
椅子に座ったまま、ものを取ったりするときは
どこから動くか、ということをしてもらいました。
今の時期にご自身で少しでも改善したいという方。
自分でもできる方法として
骨盤幅に脚を収納してスッキリと長く使える脚に(動画あり)(2018年8月18日)
をやってみましょう。
骨盤と脚がひと固まりにならず、スッキリ分けられて
脚が軽く、ああこんなに力が入っていたのか!
と思われると思います。
他にも「骨盤幅に脚を収納・・」で
いくつか動画はあります。
このコラム内で 「うまさきせつこ」「骨盤幅に脚を収納」で検索すれば
いろいろ出てきます。
うちではO脚だけに特化してはいません。
体幹を整えていくうちに
O脚ではなくなってしまうからです。
握りこぶし1つ、2つ
脚の間に入ってしまうような状態だった人でも
もう隙間がなくなっています。
もちろん、使い方によって
脚の歪みが出たりすることもありますが
その時になぜそうなるかをお話しすると
自分自身で修正されます。
自分では最初に位置感覚の意識をしているつもりが
いつのまにか意識がずれて
主導の場所が違っていることが
多いんです。
どのときにそうなるかの経験が増えてくると
自分が歪んでいきやすい経験を踏まえて
特に脚の歪みを考えなくても
体がどんどん変化していきます。