重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
自分の目的の意識を豹変させないために日常生活でできること
静止した状態で、或いはバーレッスンで、または慣れた動きでは
体幹から使う意識を持続できるのに
いざ動くと全く感覚が変わってしまう・・
これは誰にもあって
それまでしっかり意識して使っているが
動き出した時には、過去の感覚に戻ってしまう。
これは意識が豹変(敢えて豹変と言いたい)している。
動きの外側の形に意識がずれてしまう。
気づくと脚や手に力が入って
体幹って何でしたっけ?という動きになっている。
これは誰もが通る道。
ゆっくりじっくりならできるところが
やってみたことがないものでは、
今までやってきた通りに使ってしまう。
今まで慣れ親しんでいる感覚は根強いので
体の使い方を変えていくときには
「中心から使う意識」
「中心に向かう意識」
をより持って臨まなければ
身につく習慣にはなってくれない。
経験を無理なく重ねるために
日常の生活の中でできること。
キッチンでの洗い物。
気づいたらシンクに脚の付け根を押し付けていて
あら、こんなところが濡れてる!
と思うことはありませんか?
これが濡れないように立つ。
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調理をする時に肩甲骨とのつながりを感じて
やってみる。
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靴ひもを結ぶと、ピリピリッと腰痛(2020年3月25日 )
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腰や股関節や脚が痛くないように楽に座る(2017年12月9日)
ちょっと考えただけでも、日常生活で、ついでにできることはたくさんある。
日常生活でできないことは、自分がしたいパフォーマンスの上でも
できない。
毎日の生活で身についている習慣は
何をするにも大きい。
踊りでも競技でも、練習の時だけ意識してやっても
毎日の生活の時間の方が長い。
毎日の習慣を改善できることを少しずつやってみると
とても地味なことだけれど変わってくる。
体中がとても痛くて、この数か月通ってくれている人は
毎日の習慣を意識して暮らしておられるので
体が来られるたびに変わっていて
やってみたいと言われたので、初めてやってみた
バレエのルルベ(つま立ち)が
壁やバーに頼ることなく、足首で立つのでなく
安定して立てた。
この画像は違う人。
踊ることを目的とはされていないが
踵を中心に引き寄せつつ押して
足首は縮まずに
張りのある状態で立てている。
普段からの意識のたまもの。