自分の目的の意識を豹変させないために日常生活でできること

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

自分の目的の意識を豹変させないために日常生活でできること

静止した状態で、或いはバーレッスンで、または慣れた動きでは
体幹から使う意識を持続できるのに
いざ動くと全く感覚が変わってしまう・・

これは誰にもあって
それまでしっかり意識して使っているが
動き出した時には、過去の感覚に戻ってしまう。
これは意識が豹変(敢えて豹変と言いたい)している。

動きの外側の形に意識がずれてしまう。
気づくと脚や手に力が入って
体幹って何でしたっけ?という動きになっている。

これは誰もが通る道。
ゆっくりじっくりならできるところが
やってみたことがないものでは、
今までやってきた通りに使ってしまう。
今まで慣れ親しんでいる感覚は根強いので
体の使い方を変えていくときには

「中心から使う意識」
「中心に向かう意識」

をより持って臨まなければ
身につく習慣にはなってくれない。

経験を無理なく重ねるために
日常の生活の中でできること。

キッチンでの洗い物。
気づいたらシンクに脚の付け根を押し付けていて
あら、こんなところが濡れてる!
と思うことはありませんか?

これが濡れないように立つ。
骨盤幅に脚を収納してスッキリと長く使える脚に(2018年8月18日 )
骨盤幅に脚を収納してスッキリいらない力を抜く(2018年9月4日)
骨盤幅に脚を収納する時気を付けること(2018年9月5日)

調理をする時に肩甲骨とのつながりを感じて
やってみる。
パソコン作業中の環境を整える(2015年2月5日)

お掃除ー前かがみにならずに股関節から使う。
靴ひもを結ぶと、ピリピリッと腰痛(2020年3月25日 )

椅子に座る
腰や股関節や脚が痛くないように楽に座る(2017年12月9日)

ちょっと考えただけでも、日常生活で、ついでにできることはたくさんある。
日常生活でできないことは、自分がしたいパフォーマンスの上でも
できない。
毎日の生活で身についている習慣は
何をするにも大きい。

踊りでも競技でも、練習の時だけ意識してやっても
毎日の生活の時間の方が長い。
毎日の習慣を改善できることを少しずつやってみると
とても地味なことだけれど変わってくる。

体中がとても痛くて、この数か月通ってくれている人は
毎日の習慣を意識して暮らしておられるので
体が来られるたびに変わっていて
やってみたいと言われたので、初めてやってみた
バレエのルルベ(つま立ち)が
壁やバーに頼ることなく、足首で立つのでなく
安定して立てた。

踵を押し、土踏まずを長くして体幹から立つ
この画像は違う人。
踊ることを目的とはされていないが
踵を中心に引き寄せつつ押して
足首は縮まずに
張りのある状態で立てている。
普段からの意識のたまもの。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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