開脚から痛みなく脚を回す意識付け
体幹の繊細な感覚を養うために
先日公開した動画&コラム
美しい首、体幹に繋がる脇、腕、肩甲骨の感覚を養うストレッチ(2020年3月1日 )
を皆さんにやっていただき、更にそこから展開してもらいました。
とてもしっかり、首、脇、腕、肩甲骨から足裏まで
全身がつながっています。
そしてここから・・
体幹を使って腕を上げてもらいました。
タオルを短く持っているので、普通はこのままであれば上までいかないはずです。
少しポイントを意識し直すと
短いタオルであっても、もっと腕は上がります。
上の画像は、手首から先の方向が違い、
肘が開いています。
途中で方向がねじれているのです。
誘導して、手首の使い方を変えると
少し感覚の薄れた肩甲骨、脇から肘までの感覚が明確になったので
まっすぐに伸びました。
手首が固い人、意識のポイントを変えましょう(2019年10月27日)
この後は、更に腕がまっすぐ、伸びやかになりました。
最初に設定した自分の意識が
進めていくうちに変化すると、体の力の流れとは異なる状態で
無理に手を上げる方向に転じてしまいます。
新たなつながりがわかった時
更にそれを展開しようとした時には、このようなことがあります。
自分の脳が、これ!と思い込んでしまっているのですが
修正して、その感覚に慣れていくと
本当に強い力のいらない、小さな操作でできることだと
わかっていきます。
これはどこにおいても同じです。
意識と体がすることが一致していくまでに
時間はかかりますが、それは当たり前のこと。
何十年してきたやり方に私たちは慣れているのです。
ゆったりと付き合っていきましょう。
美しい首、体幹に繋がる脇、腕、肩甲骨の感覚を養う2