坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
「鎖骨を引く」少しひるんでみて
鎖骨を引く(2019年4月8日 )
鎖骨を引く2や
他のコラムの準備段階で出てくる
「鎖骨を引く」ということ。
肩を大きく使ってしまったり、鎖骨自体に力を入れてしまう人も多いのですが
もっと易しく考えてみましょう。
(鎖骨を引いていない時)
(鎖骨を引いた時)
2つの画像を比べてみました。
ものすごく大きく変わったように見えないかもしれませんが
上の画像では、赤い丸印あたりに力が入っています。
こうなると肩が盛り上がったり
腕が上げにくくなったりします。
背中が壁についていて
それ以上後ろに下がったりすることはできないとして
強盗に
「金を出せ!」
と、ナイフを突きつけられた状況を想像してみて下さい。
一瞬「ひるむ」でしょう?
少しでも逃れようとして、体の裏側に逃げます。
本当にリアルな状況ではないので
今のところ、どなたもうまく胸の力が抜けています。
下の画像では鎖骨の形がしっかり見えるようになりました。
力の入っていたところもすっきりしています。
鎖骨を引く2の状況が近いかも知れません。
鎖骨を楽に引くことで
いらない力が抜け、それだけでも肩回りの状態は変わります。
外側の筋肉を動かしているのでなく
「ひるむ」感覚はインナーを自然に使っています。
「ひるむ」って、あまりいい印象ではないと思われると思いますが
いらない力を抜けるのであれば、有効にイメージに取り入れればいいと思います。
インナーの流れの方向を合わせて無理のない状態に(2019年6月23日)
のWSでも同じところに力の入っている人を誘導して、このやり方とは違いますが
無理なく鎖骨が引けるようにし、背骨中心に肩甲骨が寄せられる状態にしました。
2枚目の画像では固まっていた胸の力が楽に抜けています。
いらない力をを抜こうと思っても
そこに意識が行くと帰って力が入ってしまうものです。
自分にイメージしやすい言葉に変えてみましょう。