坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
パンシェー背骨を使って骨盤幅からつなげる2
昨日のコラムパンシェー背骨を使って骨盤幅からつなげる(2019年6月13日)
の続きです。
ハムストリングスが固くきつい人、脚の流れの方向はや
固まらず、つながるハムストリングス(2019年6月6日 )
でしているように腿の裏の流れの方向を上にあげていくと
体幹の底を高く上げることができます。
これがしなった背骨や脇とつながっています。
軸足になる側も高く上げつつ
中心に寄せるようにしないと
体幹の底の両側がつながりつつ、前後に分けて使う時に
軸側にガッツリ乗ってしまうので気を付けて。
特に背骨が柔軟な人は、
脚は上がってもこの意識がないと
体が開いてしまいます。
タンジュやアラベスク、前後開脚などでも同じですが
体幹の底の向きは前後や左右に脚を分けても
中心に向くように意識をしておくと
お尻が同じ位置にほぼ並びます。
そのために上の画像のように骨盤の向きが
脚を揃えて立っているときと同じ方向のままであると
骨盤と脚はひとかたまりになって
楽に伸びてはくれません。
下の画像では前に押すのでなく
骨盤の方向を傾かせて内ももから親指方向につなげて
更に還ってくる流れが中心に向かってきて
つながりの感覚が確実に感じられるようにします。
体幹の底の位置が両側ともに下がってしまわないように注意しながら
お尻の底を上げるようにしながら
腿の裏から使うと座骨がジョイントのように使えて
脚が、ジョイントの折れ目を通ってつながりながら
上がります。
背骨をしならせる意識が少し希薄になってしまいましたが
体幹の底の位置が変わらず脚が上がりました。
背骨をしならせる感覚が希薄にならなければ
ジョイントの自由度が上がり
脚の上がる角度が変わってきます。
昨日のコラムと示し合わせながら
つながりを考えてみましょう。