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コラム
股関節を引く感覚がわかりにくいとき
2016年10月26日 公開 / 2021年3月3日更新
股関節を引く感覚がわかりにくいとき
先日のコラム
立位体前屈のきっかけを掴むために
のように股関節を引き込んで膝が自然に折れて行く、
或いはお腹や背中が縮まずに2つ折りにしていくのが
うまく行かない時
正座から脚を開いた状態で体を2つ折りにする。
この時の坐骨は寄せずに開く意識にすると
股関節は折れやすい。
背骨を伸ばす時
肩甲骨を腰方向に下げ、脇から腕をつなげて
腕だけが伸びないように。
赤丸印のあたりが縮み丸くなりやすいので
ここをできるだけ伸しておく。
ここからお腹から骨盤を前から後ろに送るようにしながら
お尻を上げて行く。
この時背中だけをぐいぐい押すと
背中周りが緊張してきつくなり、上手く伸びてくれない。
腕の力でお尻を上げようとすると
腰が丸くなり、お尻は上に行かないので
体幹部分を引き合うようにする。
脚裏をつけて、お尻をうえにつまみあげるように。
お尻をつまみ上げる方に意識が行くと
腕に強すぎる負荷はかかりにくい。
更につまみ上げて
背骨、脇からつながる腕方向
坐骨からつながる脚方向に引き合う。
坐骨は高く天井を向くように。
腕、脚は突っ張るのでなく
お尻から鋭角な山を作るように流れがあるように
つながりを作っていく。
手足で突っ張ってしまうと、お尻は低くなり、お腹や背中は縮み
手足は当然きつくなる。
坐骨を一層上に引き上げるように
股関節は一番最初の行程と同じように
お腹から股関節を引き込み
肋骨が縮まない様に引き合い
「バケツを逆さまにした感じ」に引き合うと
丸くならずに2つ折りの状態。
ひとつ前の状態までは
どなたもそこそこいくが
ここで脚に頭をくっつけようとしてしまい
体のつながり、引き合いに頭が行かなくなる。
ここでもう一度、完成形でなく
地味な目の向きにくいところに戻り
整理してみましょう。
先のコラム立位体前屈のきっかけを掴むために
の角度を変えてしているだけのこと。
方向を変えてやってみると
同じことでもつかみやすいこともあります。
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