重心の意識の違いの差

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

重心の意識の違いの差




2枚の写真は、1番から4番に重心移動したものです。
バレエのことととらえず、例えば歩く時の感覚としても、体幹が移動するのか
脚が移動するのかで、重心の位置は変わってきます。

上の写真は脚だけを前に伸ばしているので、重心は後ろ側に残っています。
個々の位置では、例えばプリエしようとすると
軸足側と反対側の脚とは均一に折り曲げることができません。
軸足側に負担がかかりやすくなります。
歩くときにこの重心であれば、体は後ろに残っていて、骨盤は後傾しやすく
股関節に力が入りやすい状態になります。

写真はありませんが、伸ばした前脚側に重心があったとすると
骨盤は前傾しやすく、腰が反りやすく、脚に負担がかかりやすくなります。

2枚目の写真は前側に重心移動する時、骨盤位置が移動して脚を置く形になっているので
重心は真ん中にあります。
骨盤で前後の脚を分けています。
この重心であれば、脚は左右に均等に開いて折り曲げることができます。

歩いている場合は、体幹が移動していく時に自然に脚が送り出される形になります。
イメージとしては大きな柱がぶれずに前に進んでいく感じです。
負担が少なく、体に自然な状態です。

体が自然に運動できる骨の位置を意識付けしていくことで
できないと思い込んでいたことが徐々に可能になり
自分自身でも驚くほど、体のあり方は変わっていきます。

歯を食いしばって身に付ける辛い鍛錬でなく
自分の本来の状態をじっくりみつけていく
自然なことを体に染み込ませたいですね。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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