坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
肩甲骨の意識で重みの感覚が違います
同じ重さのものでも
体の芯で押したり、持ち上げたりするのと
自分の体の中心を意識できずにする場合では
全く重さの感覚が違います。
「力がなくて」
「体力がなくて」
ひょっとしたら、体の使い方で、本来できることができていない場合もあります。
先日の「Cross in the space」での折田克子先生のワークショップを
残念ながら受けられなかった人もいるので
今週はそれを各クラスでおさらいしていますが
それが高じて
「赤ちゃんの抱っこの仕方」とか
「寝ている人を抱き起す」
「座っている人を楽に立たせる」
「楽にものを押す」「持ち上げる」
「相手の体を感じて押す」など
いろいろやってみました。
骨の位置を把握して、少し意識の角度を変えるだけで
きつかったり、大変に感じることが随分楽になります。
上記に上げたことは、日常生活に関してのことにすぎないように
受け取られるかと思いますが
運動のパフォーマンスに大きく関係してきます。
こういう日常操作ができなければ
運動のパフォーマンスは高くありません。
何気ない日常動作の中に
運動能力を向上させる多くのヒントがあります。
踊りや競技に直結することだけが、向上することではありません。
如何に日常生活で意識できるか。
週に何度かのレッスンより、日常生活の方がうんと長いのです。
毎日24時間のうち、意識できる時間が長ければ
その中で、生活しながらにして自分のパフォーマンスを上げて行けるのです。
そのうえで、その競技なりの練習方法がありますが
そこにつながる努力の仕方はどんな風にもできると私は考えています。
週に何度かレッスンして、行かない日は何もしない、では
上達は遠くなります。
自分の意識は自分自身で向上させていくものです。
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