寝た状態でY字バランス　　　うまさきせつこのボディコントロール

2014年1月29日公開 / 2014年8月22日更新

テーマ：ボディコントロール

コラムカテゴリ：スクール・習い事

寝た状態でY字バランス

レッスン前のストレッチなどでよくすると思いますが
「脚を上げる」「脚を伸ばす」に意識が集中してしまって
体の中心はバラバラ、という方が多いんです。
立って脚を上げるのでも同じですね。

脚は伸びているかも知れませんが、体感とのつながりはなく
特に立った場合には、一生懸命、手で持ち上げてます
バランスとれません～（泣）
という方も多いのではないでしょうか。

手で持ち上げているなら、手を離しては当然できないですね。
寝ている状態で出来なければ、立ってするのはなおのことできません。

脚を持っていく過程はこの写真だけでは説明できないので
また後日にしますが
体の中心に意識を集めて骨の位置を感じた上で
脚を送り出していく、ということをしてもらいました。

この意識で体の中心を意識しなければ
引っ張る脚に身体が捉われて
骨盤が脚ごと傾いて、軸足はあらぬ方を向いていたり
背中はヌケヌケという状態になります。

体全体で考えなければ、部分だけを何とかしようとしても
その場だけのことになります。
つまりは、常に1からになります。

体の中心に集めたものを体が自然に伸ばせる状態、あるいは
力を出せる状態にして、つないでやらなければ
どれほど強い足腰があったとしても、持っている力は出せません。

使えるようにつないでやることが必要になります。
この後のバーレッスンでは、体の中心を考えて
脚を持って、気持ちよく伸びることができました。

脚が持てても、先につながるやり方でなく
痛かったり、体が落ちたままだったりすると
する度に不完全燃焼で、不安な感じになりますね。

同じことをするなら、自分がどんどんよくなっていく
実感を持ちながら、いい方向に向かう努力をしたいですね。

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