担当者に「余計な仕事が増えた」と言われないためにトップが気をつけること
健康経営優良法人に関する今年度の申請が、8/19(月)から始まりますね。
今年度も認定の取得を目指す企業が多いと思いますが、
その活動は従業員さんに支持されていますか。
帝国データバンクの「健康経営に関する企業の取り組み状況や効果に関する調査分析」
という調査結果があります。
これによると、企業が健康経営認定取得に取り組んだ目的は、
「企業イメージ・企業ブランド価値の向上」が75.3%と最多。
効果としても、同項目が54.1%と最多で、企業にとっては目的と効果が一致している状態といえます。
一方で、従業員アンケートでは、
認定取得に取り組むことに、「賛成」が約5割。「分からない」との回答も約5割。
「会社のイメージが良くなったところで、直接自分たちにはメリットないよな」と思う従業員も多いと推察できるわけです。
つまり、認定取得に関して積極的に支持されていない。。。
企業側の目的(思惑)だけで認定取得を目指していると、
従業員は「やらされ感」しか持たなくなる可能性が高いでしょう。
そのため、なぜ健康経営の認定取得を目指すのか、
その目的(あるいはその効果)を従業員の目線でも周知し理解してもらう必要があると思います。