雇用調整助成金。4/25発表の拡充策について
社労士&アンガーマネジメントファシリテーターの三谷です。
雇用調整助成金の申請もだいぶ落ち着いてきた感があります。
「落ち着いてきた」というのは、申請書の書き方について、ですが。
申請の数自体は増えていると思いますので労働局の担当の方は大変な状況だと思います。
本当にありがとうございます。
私の方にも「申請書の書き方教えてください」というお問合せはほぼなくなりました。
そのような状況で、今申請書で注意する点は、
「休業協定書の有効期限」です。
休業協定書の有効期限が「6月30日まで」となったままになっていませんか。
これは、雇用調整助成金の緊急対応期間が、当初は「4月1日~6月30日」となっていたので、
休業協定書もとりあえず6月30日にしておこう、という判断で協定を結ばれている会社が多いことが予想されます。
実際に、私のところに書類チェックで来られた会社の休業協定書を見ると、
「6月30日」となっていました。
この状態で、例えば7月分の申請を行うと、
協定対象外として協定の結び直し等の指摘をうけることになろうかと思います。
そのやり取りで審査が遅れることになりますので、
今一度休業協定書の有効期限のチェックは行ってください。