新型コロナウイルス対策で雇用調整助成金の要件が緩和される動きあり
社労士&アンガーマネジメントファシリテーターの三谷です。
今回は、コロナ接触確認アプリについて、です。
厚労省から、6月19日にリリースされた「新型コロナウイルス接触確認アプリ」。
6月22日17時時点で、約326万件とのことです。
私もさっそくスマホにインストールしました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html
このアプリでできることは、厚労省の説明によると、
・このアプリをインストールした人同士の接触記録がとれる。
・コロナ陽性と判定されたら、このアプリに匿名で登録できる。
・最近接触した人の中に陽性登録した人がいたら、通知がくる。
雇用調整助成金のオンライン申請プログラムの件もあって、
登録しようか迷いましたが、今後取引先やお客様との接触が増えることを考えると
登録しておくことが良いと判断しました。
Bluetoothをオンにしておく必要があるので、
ほんの少しだけ電池の消費スピードが上がった様な気がします。
まあ、でもこのアプリを利用する人(登録者)が増えないとあまり意味がないですよね。
このあと厚労省が何か登録者数を増やすアクションを起こすのか、注目です。
あとは、会社でこのアプリを利用することを従業員に命じることはできるのでしょうか。
会社の安全配慮義務と個人のプライバシーの問題かと思いますが、
利用強制はさすがにやりすぎでしょう。できないと考えます。
ただ、人と接触する機会の多い営業職や飲食店のホール係等の職種の従業員に、
利用を「促す」ようなことは認められるのではないかと思います。
あくまで勧奨レベルです。
あとは、「こんなアプリがあるよ」という周知を社内で行う、みたいなことは積極的に行えばよいのではないでしょうか。
今後、企業におけるアプリ利用について話題になってくるかもしれませんね。