中小企業ほどストレスチェックをはじめとしたメンタルヘルス対策が大切です。
就労パスポートというものをご存知でしょうか。
就労パスポートとは、障害のある方が、働く上での自分の特徴やアピールポイント、
希望する配慮などを就労支援機関と一緒に整理し、就職や職場定着に向け、
職場や支援機関と必要な支援について話し合う際に活用できる情報共有ツールです。
厚労省 就労パスポート
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/shougaishakoyou/06d_00003.html
先日、厚労省から、この就労パスポートについてのアナウンスがありました。
働き方改革の実行計画の中には、障害のある方への就労支援も含まれています。
企業には、「障害者の雇用の促進等に関する法律」により、
障害者が職場で働くにあたっての支障を改善するための措置を講じることが義務付けられています。
よって、企業は、本人の特徴、配慮に関する本人の希望を踏まえ、本人とよく話し合って、
合理的配慮をしていくことになります。
その際に、ポイントを絞って本人と話し合うためにこの就労パスポートが役に立つのではないでしょうか。
今後は、応募者の中に、就労パスポートを持参してくる求職者も増えてくると
思われます。
その際には、積極的に本人と話し合うためのツールとして活用してみてください。