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三谷文夫プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

最初が肝心。労災の際に大切なポイント。

三谷文夫

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テーマ:労務管理

仕事中にケガをした場合、労災保険が適用となり、
健康保険の適用はされません。

ということは、多くの方がご存知だと思いますが、
では、実際に労災事故が起こった場合、どのように手続きすればよいのか、
人事や労務の担当者は適格に対処する必要があります。

はじめて労災の場面に出合った担当者から「まず何をしたらいいですか」と
聞かれることもしばしばあります。

そんな時に私がお伝えしていることは、まず、被災された方に対して、
「病院で診察を受ける際、窓口で「労災」である旨伝えるように」ということです。

病院では、何も言わないと通常の健康保険(本人の健康保険証)で処理をし、
後から労災に切り替えるとなると、煩雑な手続きをすることにもなりかねません。
私の経験から言うと、病院側もあまりいい顔をしてくれません。

そのため、必ず、「労災です」と窓口で病院に伝えることが非常に重要になります。

そのように病院に伝えておくと、
薬局にもその旨がカルテ等によって伝わりますので、
その後の手続きもスムーズで、被災された方にも負担がかかりません。

とにもかくにも、はじめが肝心です。

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三谷文夫
専門家

三谷文夫(社会保険労務士)

三谷社会保険労務士事務所

労務についての法的観点からのアドバイス、それに加えて人材育成、組織力向上についての研修を行うことができることが私の強みです。「明日から実践できる研修」をモットーに、現場ニーズに合わせた研修が特徴です。

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