事業継続力強化計画と自律的人材の育成
昨日、9月1日は、防災の日でしたね。
メディアでは各地の防災訓練の模様などを配信していました。
さて、企業においても防災・減災についての取り組みは必要となっています。
というのも、今の世の中、取引関係のスピードがものすごく早くなっていて、
一旦災害などでその供給網が途絶えると、影響力が甚大になることがあるからです。
ハザードマップ等で我が社の災害リスクを確認することはもとより、
重要な仕入先が抱えるリスクも把握しておいて、
対策講じておくことも必要かもしれません。
7月から、中小企業向けに、
「事業継続力強化計画認定制度」が始まっています。
これは従来からあるBCPのような難しいものではなく、
まずは「我が社にとっての防災減災対策の必要性」を理解するところから始まります。
「なぜ防災減災対策が必要なのか」
目的ですが、その点をじっくり考えることがまずは重要です。
認定制度で、認定を受けると補助金や融資においてメリットがあったりしますが、
私は、企業名の公表と認定マークの使用権、これがメリットと思っています。
企業のブランド力につながると考えているからです。
防災の日を機に、このような認定制度も利用しながら、
自社の防災減災対策について考えている機会を持ってみましょう。