福岡労働局の「働き方改革」ページが熱い!?
昨日、固定残業手当のことを書いたので、
今日も「残業」繋がりで書きたいと思います。
今日は、残業の発生原因を把握する、というテーマ。
2020年4月から中小企業にも、「時間外労働(いわゆる残業)の上限規制」が
適用されることはご存知のとおりだと思います。
上限規制に対応するために、現状で残業が多い従業員さんから
残業の発生原因を把握する必要があります。
そこで上がってくる原因の多くは、
「業務量が多い」
「業務にムダがある」
「上司が帰らないから帰りにくい」
などです。
ただ、中には、「残業代を稼ぎたい」という理由が
見え隠れすることもあります。
それを隠すために、「仕事が多くて・・・」という理由を挙げている可能性もあります。
こうなってくると本当の残業発生の原因が分からなくなり、
残業削減のための方策等もとれません。
そこで、例えば、「同僚や部下との仕事の割り振りはどうなっているのか」
「どのようなツールがあれば効率があがるか」等、
具体的な質問をしながら丁寧にヒアリングを行う必要があります。
人手が足りないからうちの会社で残業減らすのなんて不可能、
とか言ってる場合ではありません。
なんとか対応しないといけません。
来年4月はもうすぐそこまで迫っていますよ。