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三谷文夫プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

残業月80時間超えの中小企業は早めの対応が必要です

三谷文夫

三谷文夫

テーマ:労務管理

残業時間の上限規制が大企業では始まりました。

中小企業では、来年の4月まで猶予があるとはいえ、
対応は早めにしておかないと後で痛い目にあいます。

特に、現状「月80時間以上」の残業が発生している会社は要注意です。

なぜなら、今後は、すべての月について過去2~6か月の平均残業時間が
80時間以内に抑えないといけなくなるからです。
(ちなみに、この80時間には休日労働時間も含まれますので要注意です)

どうことかというと、
ある月に85時間残業した場合、その後6か月間の残業時間を追っていき、
平均80時間以内になるようにしないといけない、ということです。
これまで以上に、リアルタイムでの残業時間の把握と時間管理の手間がかかります。

「あなたは今月の残業は20時間までにしてね」
「君、あと10時間残業したら平均80時間超えるから、今月はもう残業しないように」

このような場面が増えていくと思われます。

そのため、私は、現状80時間以上の残業がある会社に対しては、
この一年で80時間以内に抑えるように業務見直し、場合によっては採用を行いましょうとアドバイスしています。

一年なんてあっという間に来てしまいます。
早目に対応をしていきましょう。

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三谷文夫
専門家

三谷文夫(社会保険労務士)

三谷社会保険労務士事務所

労務についての法的観点からのアドバイス、それに加えて人材育成、組織力向上についての研修を行うことができることが私の強みです。「明日から実践できる研修」をモットーに、現場ニーズに合わせた研修が特徴です。

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