Mybestpro Members

三谷文夫プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

アンガーマネジメントで自分の限界の壁を突破しましょう。

三谷文夫

三谷文夫

テーマ:アンガ‐マネジメント

「アンガーマネジメントを伝える仕事をしています」

というようなこと言っていると、

「アンガーマネジメントって具体的にどんなことするんですか」

との質問を受けることがあります。

そんな時には、簡単に概要をお話しすることもあるのですが、
その際の相手の反応には大きく2つの違いがあります。

ひとつは、「へえ、面白そうですね」というもの。

もう一つは、「そんなんできそうにないわ」というもの。

後者の方に対しては「もったいないなあ」と思ってしまいます。
なぜなら、その時点で自分の限界を作ってしまっているからです。

アンガーマネジメントのベースとなる手法に、
思考のコントロールがあります。

これは、怒りの原因はすべて自分にあるという基本認識がベースにあります。
簡単にいうと、「~すべき」とか「~すべきでない」といった
各人がもっている「べき」が裏切られたときに怒りが湧いてくるということです。

例えば、「部下は遅刻の連絡を電話でするべき」という「べき」を持っている上司は、
部下がラインで遅刻連絡したときにイラっとする、というようなことです。

思考のコントロールの訓練では、自分の内なる「べき」を見直し、
許容範囲を広げることができないか探ったりします。

最初の例で挙げた「そんなんできそうにないわ」という人は、
何事に対してもこの許容範囲を広げることに関して関心がない方が多いと感じています。
そのため、自分で自分に限界を作っている、ということです。

アンガーマネジメントの概要の話を聞いた際の反応の仕方によって、
実は、その方の許容範囲の広さも分かってしまうのです。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

三谷文夫
専門家

三谷文夫(社会保険労務士)

三谷社会保険労務士事務所

労務についての法的観点からのアドバイス、それに加えて人材育成、組織力向上についての研修を行うことができることが私の強みです。「明日から実践できる研修」をモットーに、現場ニーズに合わせた研修が特徴です。

三谷文夫プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

労使ともに幸せになるための労務管理のプロ

三谷文夫プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼