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アンガ‐マネジメントって怒ってもいいの?

三谷文夫

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テーマ:アンガ‐マネジメント

アンガ‐マネジメントは、「怒らない」ことではありません。

怒ってもいいんです。

だって、怒りの感情はだれにでもあります。

なので、怒らないことを目指すのではありません。

アンガ‐マネジメントは、

「怒る必要のあること」⇒上手に怒る
「怒る必要のないこと」⇒怒らない

つまり、アンガ‐マネジメントでは、
怒る必要があることには、怒ってもいいのです。
むしろ、怒る必要があるのだから、怒るべきなのかもしれません。

そのために、怒る必要があるかないかの区別が重要となってきます。
そしてその区別が自分でしっかりとできるようになるためのトレーニングでもあります。

怒る必要があれば怒ってもいいのですが、次の課題は怒り方です。
「上手に」怒ることです。

例えば、目の前の相手にイラッとした時、
その感じた怒りをみなさんはどうやって表現していますか。

言葉で反撃しますか。
思わず手を挙げますか。
ぐっとこらえて悔しさを胸にためこみますか。
あとで誰かに愚痴をこぼしますか。

これらの方法で表現したとしても
「何であのときあんなことしたのかな」と後悔することも多いのではないでしょうか。
その時、その一瞬はストレス解消、すっきりするかもかもしれませんが。

後悔するような怒り方は、上手に怒っているとは言えないでしょう。
そのため、目の前の相手を傷つけたり、自分を責めることなく、感じた怒りを
上手に相手に伝えることができるようになれたらいいですよね。

このように、アンガーマネジメントは、
怒る必要のあることは上手に怒れるようになり、
怒る必要のないことは怒らなくなる心理トレーニングなのです。

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三谷文夫
専門家

三谷文夫(社会保険労務士)

三谷社会保険労務士事務所

労務についての法的観点からのアドバイス、それに加えて人材育成、組織力向上についての研修を行うことができることが私の強みです。「明日から実践できる研修」をモットーに、現場ニーズに合わせた研修が特徴です。

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