コラム
脳卒中にならないために(「スマイル健康教室Vol.104」開催報告)
2018年9月14日 公開 / 2019年7月17日更新
あれだけ暑かった夏もいつの間にか過ぎ去って、朝晩は涼しくなってきました。急な気温の変化で体調を崩さないようにお願いします。
さて先日、スマイル健康教室を開催いたしました。講師は、偕生病院 脳神経外科の林先生でした。
脳卒中には、脳の血管がつまって起こる脳梗塞や、脳の血管が破れて起こる脳内出血があります。
脳梗塞を予防するためには、動脈硬化を起こさないようにする必要があります。
糖尿病、高血圧、脂質異常症、肥満、喫煙という5つの危険因子をコントロールすることが大切です。
また不整脈が原因で起こる脳梗塞もあります。
林先生は、自分自身の脈を確認する習慣をつけて欲しいと言われていました。
脳内出血の1つにくも膜下出血があります。これは、脳の血管に瘤が出来ることで起こります。脳梗塞と同様に動脈硬化を起こさないようにすることが大切です。さらに、くも膜下出血の家族歴がある方は、動脈の瘤が出来ていないかを確認しておくことも大切だということでした。
転ばぬ先の杖、です。
一度、脳梗塞を起こしてしまわれた方も再発させないことが肝心です。
将来のご自身のために今出来ることを一緒に考えていきましょう。
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