糖尿病センターと眼科の連携会
気が付けば真冬を感じさせる寒さになっておりますが、皆様は風邪などひいていらっしゃらないでしょうか。
インフルエンザも流行期に入ったようですので、うがい、手洗い、充分な休息をとって、毎日をのりきっていきましょう。
さて、先日「偕生病院 糖尿病センター」と「なかにし眼科クリニック」のスタッフとで連携会を開催いたしました。
前半は、当院の糖尿病認定看護師による『チームで行う糖尿病療養指導』について講義を行いました。
後半は、当院と「なかにし眼科クリニック」で連携して診療を行っている症例について、ディスカッションを行いました。
糖尿病に特有の合併症として、網膜症(目の疾患)があります。糖尿病網膜症は緑内障に次いで2番目の失明原因となっています。身体が高血糖にさらされている期間が続けば、視力の低下を自覚していなくても網膜症になっている可能性があります。
糖尿病であること自体も糖尿病網膜症も、全く症状がない状態で病気が進行していくということでも共通点があるため、糖尿病内科と眼科がスムーズに連携していくことは患者さんの身体と目を守るためにも大変重要となります。
そのためには、内科と眼科のスタッフともに、刺激を与え合いながら成長していければと考えています。
今回の連携会で学んだことをこれからの診療にしっかりと活かしていきたいと思います。