第61回日本糖尿病学会年次学術集会に参加
糖尿病網膜症は、糖尿病診療において非常に重要な合併症の1つです。
糖尿病網膜症で失明する人は、年間3000人にものぼります。
かなり進行するまで自覚症状がないために、見過ごしやすいことが大きな問題となっています。
この眼科問題を解決すべく、「第1回DM Network Meeting」と題して、眼科と当糖尿病センターとの連携会を開催いたしました。
本年8月2日に当院のすぐ近くに開院されましたなかにし眼科の会議室において、偕生病院糖尿病センターのスタッフとなかにし眼科のスタッフが総勢25名程度参加しました。
なかにし眼科の院長である中西頼子先生と当院糖尿病センター長松田の講義のあと、活発な意見交換が行われました。
このような糖尿病と眼科の連携はとても重要でありますが、実際にはしっかりとタッグが組まれていないことが多いようです。今回の開催を機に、患者様の情報や知識向上のための情報を共有し、地域の患者様に貢献できるように取り組んでいきます。
より患者様の情報が分かるように、なかにし眼科、偕生病院に受診の際には「お薬手帳」「自己管理ノート」とともに「糖尿病連携手帳」お持ちいただくようご協力よろしくお願いいたします。
センター長 松田