93【金融知識】インフレに強い資産 動画15分

218【終活・ライフプラン】僕の墓を考えてみた 永代供養、100万円のダイヤ、そして「役割を終える」
■ 8月31日、自分の墓について考えてみる
今日は8月31日。
まだまだクソ暑いですが、いちおう夏の終わりです。
そんな日に書くには、
意外と相応しいテーマかもしれません。
今回は、
僕の墓について。
まだまだ元気です。
でも、
55歳。
5年後には、
還暦です。
僕はFPとして、
老後資金や相続、
住宅、
不動産、
FIREなど、
人生のお金について考えてきました。
でも、
人生には最後の出口があります。
葬儀。
墓。
遺骨。
自分が死んだ後、
どうしてもらうのか。
これも、
ライフプランの一部だと思っています。
■ 僕には入る墓がない
僕は次男坊です。
だから、
自分が入る墓はありません。
もちろん、
今から墓地を買って、
墓石を建てることもできます。
でも、
僕はそのつもりはありません。
僕が死んだ後、
子供たちに墓を守ってもらう。
定期的にお参りして、
掃除して、
お寺との付き合いをして、
さらに、
それを孫の世代へ引き継ぐ。
僕はいらない。
自分の墓のために、
子供や孫に仕事を増やしたくありません。
だったら、
僕が元気なうちに、
自分で決める。
自分でお金を払う。
そして、
自分で出口まで作っておく。
不動産と同じ。
入口より、
出口です(笑)。
■ 義父は200万円~300万円かけて墓を建てた
そう考えるようになった理由の一つに、
義父のお墓があります。
義父は元気なうちに、
山の上に墓地を購入して、
墓石まで建てました。
墓地と墓石で、
200万円~300万円くらいだったと思います。
自分が元気なうちに、
自分の墓を準備しておく。
考え方としては、
僕と同じです。
ただ、
その後、
将来のことを考えると、
山の上までお参りに行くことも、
墓を掃除することも、
維持していくことも大変です。
結局、
駅から近いお寺の永代供養へ変更しました。
そして、
すでに建てていた墓石は解体。
いわゆる、
墓じまいです。
解体にも、
数十万円かかりました。
■ その墓は、一度も使いませんでした
200万円~300万円かけて、
元気なうちに墓を準備した。
でも、
その墓は、
実際には一度も使いませんでした。
そして、
さらに数十万円かけて、
墓じまい。
もちろん、
お墓を持つことが悪いわけではありません。
先祖代々の墓を大切にしたい人もいるでしょう。
家族で守っていくことに、
価値を感じる人もいると思います。
それは、
それでいい。
ただ、
僕はこの一連の流れを、
身近で見ています。
だったら、
僕は最初から永代供養でいい。
墓を建てて、
将来、
子供たちが墓じまいをするくらいなら、
最初から、
その工程をなくしておけばいい。
■ 候補は博多の「幻住庵」
そこで、
今、
僕が候補にしているのが、
博多にある、
「幻住庵」というお寺の永代供養です。
なぜ、
このお寺なのか。
名前です(笑)。
「幻住庵」。
カッコいい。
墓の話なので、
もう少し真面目な理由が必要な気もしますが、
僕にとっては、
けっこう大事です。
どうせ最後にお世話になるなら、
自分が気に入った名前のお寺がいい。
しかも、
博多。
僕には馴染みがあります。
老後の住まいも立地。
墓も立地。
駅近(笑)。
■ 実際に幻住庵へ話を聞きに行きました
もちろん、
名前だけで選んでいるわけではありません。
実際に、
お寺まで話を聞きに行きました。
永代供養について説明を聞いて、
僕たち夫婦なら、
費用は数十万円程度。
墓地を買って、
墓石を建てることを考えれば、
かなりシンプルです。
ヨメさんにも、
聞いています。
「墓、どうしたい?」
特に希望はない様子(笑)。
僕とヨメさんは、
同い年です。
だったら、
夫婦一緒に、
幻住庵でもいいかな、
と思っています。
■ 「葬儀はいくらですか?」
葬儀についても、
聞いてみました。
こちらのお寺では、
葬儀もお願いできるとのこと。
そこで、
僕は聞きました。
「いくらですか?」
ところが、
なかなか金額を言ってくれない。
「お気持ちで」
という話です。
いやいや。
それが、
一番困る(笑)。
僕が死んだ後に、
子供が、
「お気持ちって、いくら?」
と悩むことになります。
それをなくすために、
今、
僕が聞いているんです。
だから、
しつこく聞きました(笑)。
実際の目安を聞いてみると、
かなり良心的な金額でした。
これなら、
子供たちにも、
大きな負担をかけずに済みそうです。
僕としては、
かなり好印象でした。
■ もう一つ、約100万円のダイヤモンド
そして、
もう一つ。
僕が検討しているものがあります。
ダイヤモンドです。
髪の毛などに含まれる炭素を利用して、
人工的にダイヤモンドを作るサービスがあります。
僕も、
すでに資料を取り寄せています。
費用は、
僕が検討しているもので、
約100万円。
安くはありません。
永代供養は、
夫婦で数十万円。
墓より、
ダイヤの方が高い(笑)。
■ 100万円。でも換金性はありません
ここは、
FPらしく説明しておきます。
約100万円を払うからといって、
100万円の価値があるダイヤモンドができる、
という話ではありません。
換金性は、
ありません。
投資でも、
資産形成でもありません(笑)。
完全に、
思い出の品です。
僕が考えているのは、
小さな人工ダイヤモンド。
それを、
ペンダントか指輪などに埋め込むイメージです。
資産価値を求めるものではありません。
なかなかシャレてますし、何よりジャマになりません。
■ ところが、子供たちはダイヤを拒否(笑)
僕としては、
永代供養+ダイヤモンド。
なかなか良い案だと思っています。
ところが、
子供たちには不評です。
「いらない」
理由を聞くと、
「化けて出そう」
らしい(笑)。
いやいや。
遺骨から作るんじゃない。
僕が考えているのは、
生前の髪の毛から作るダイヤモンドです。
そのために、
髪の毛があるうちに、
すでに保存してあります(笑)。
■ とりあえず受け取って、後で捨てたらいいのに
僕としては、
そんなに難しく考えなくてもいいと思っています。
とりあえず、
「分かった」
と言って、
受け取っておけばいい。
別に、
一生大切に持っておけ、
とは言いません。
代々、
孫やひ孫まで受け継いでほしいとも思いません。
僕が死んだ後、
本当にいらなければ、
捨てればいい(笑)。
換金性もないんだから。
その頃には、
僕には分かりません。
……たぶん。
だから、
「化けて出そう」
と言われるのかもしれません(笑)。
■ 死んだ後も、子供を拘束したくない
これは、
墓についても、
ダイヤについても同じです。
僕は、
死んだ後も、
子供を拘束したくありません。
墓を守れ。
毎年お参りに来い。
ダイヤを大切に持っておけ。
そんなことを、
死んだ後まで言いたくない。
自分のことです。
僕が生きている間に決める。
必要なお金も、
僕が用意する。
そして、
僕が死んだ後は、
子供たちの自由です。
墓の管理を、
子供に引き継がせない。
ダイヤも、
持っていたければ持っておけばいい。
いらなければ、
捨てればいい。
僕には、
そのくらいがちょうどいい。
■ 還暦になったら、永代供養を申し込む
そして、
一つの区切りとして考えているのが、
5年後です。
60歳。
還暦。
僕は、
還暦になったら、
いったん永代供養を申し込もうと思っています。
僕とヨメさんは、
同い年。
つまり、
夫婦そろって還暦です。
だったら、
これを還暦のお祝いにしてしまえばいい。
子供と孫も一緒に、
幻住庵へ行く。
そして、
夫婦二人の永代供養を申し込む。
「じいちゃんとばあちゃん、
そのうちここに入るから」
と(笑)。
その後は、
みんなで博多へ行って、
うまいメシを食べる。
還暦祝いとしては、
なかなか素敵だと思っています。
■ あとで気が変わったら、それでもいい
もちろん、
60歳で永代供養を申し込んだからといって、
その後のすべてを固定するつもりもありません。
人生100年なら、
まだ40年あります。
その後、
もっと気に入った場所が見つかるかもしれない。
事情が変わるかもしれない。
それなら、
その時にまた考えればいい。
必要なら、
分祀という方法もあります。
最初から、
人生最後の日までの100点の答えを、
決める必要はありません。
60歳の僕たちが、
「ここがいい」
と思う場所を決めておく。
そして、
将来、
考えが変わったら、
また変えればいい。
終活だからといって、
一度決めたら絶対に変えてはいけない、
とは思っていません。
■ 還暦で「予行演習」をしておく
そして、
僕が還暦で申し込みたい理由が、
もう一つあります。
予行演習です。
僕とヨメさん。
子供。
孫。
みんなで、
僕たちが将来お世話になるお寺へ行く。
実際に場所を見る。
「じいちゃんとばあちゃんは、
そのうちここに入るんだな」
と、
子供や孫も想像できます。
そして、
僕自身も想像できます。
僕は、
これがけっこう大事だと思っています。
人は、
分からないものが不安です。
死んだらどうなるんだろう。
葬儀はどうするんだろう。
墓はどうするんだろう。
子供たちは困らないだろうか。
でも、
場所が決まっている。
費用も払ってある。
葬儀についても、
すでに話を聞いている。
子供たちも、
場所を知っている。
そこまで準備しておけば、
ずいぶん話は簡単になります。
僕自身も、
「ああ、
最後はここに来るんだな」
と想像できる。
想像できる。
だから、
安心できる。
■ 僕にとって、終活は「役割を終える」こと
だから、
僕にとって終活は、
暗い話ではありません。
「死ぬ準備」
という感覚とも、
少し違います。
僕も、
人生の中で、
いろいろな役割を持ってきました。
子供を育てる役割。
家族を支える役割。
仕事をする役割。
お金を稼ぐ役割。
資産を作る役割。
そして、
最後には、
それらの役割を、
一つずつ終えていく。
そういうことなんでしょう。
子供が育った。
家族に必要なお金も準備した。
相続についても整理した。
そして、
自分たちが最後に行く場所も決めた。
一つずつ、
役割を終えていく。
だから、
むしろ、
安心する話です。
■ 墓参りは、生きているうちに行けばいい
墓参りは、
死んだ人のために、
残された人がするもの。
普通は、
そう考えるのかもしれません。
でも、
自分が入る予定のお寺なら、
生きているうちに、
家族みんなで行けばいい。
還暦に、
夫婦で自分たちの永代供養を申し込む。
子供と孫も、
一緒に行く。
そこで、
一度、
予行演習をする。
そして、
博多で、
うまいメシを食べる。
僕が死んだ後、
「毎年必ず墓参りに来てくれ」
なんて言うつもりはありません。
生きているうちに、
家族みんなで一度行った。
みんなで笑った。
そのあと、
うまいものを食べた。
僕には、
その思い出の方が大切です。
■ 最後の出口まで、人生のイベントにする
義父は、
200万円~300万円かけて、
墓を準備しました。
でも、
その墓を一度も使わず、
最後には、
さらに数十万円をかけて、
墓じまいしました。
それを、
僕は身近で見ています。
だから、
僕たち夫婦は、
最初から永代供養でいい。
還暦になったら、
夫婦そろって申し込む。
子供と孫にも、
一緒に来てもらう。
場所を見て、
最後を一度想像してみる。
そして、
安心する。
そのあとは、
博多で還暦祝い。
僕は、
それがいい。
あとは、
僕個人の約100万円のダイヤモンド。
こちらは、
相変わらず、
子供から拒否されています(笑)。
でも、
髪の毛は、
すでに保存済み。
なんなら、
ダイヤをいったん受け取ることを、相続の条件にする!?
……死んだ後まで子供を拘束しない、
と書いたばかりですが、これくらいのわがままは許してほしい(笑)。
人生は一回。
最後の出口を考えることまで、
前向きなイベントにしたいと思っています。
夫婦そろって60歳。
子供と孫。
幻住庵。
永代供養。
100万円のダイヤ。
そして、
博多でうまいメシ。
自分の最後が、
少し想像できる。
想像できれば、
少し安心できる。
そして、
その日が来たら、
自分の役割を終える。
8月31日。
夏の終わりに考えるには、
意外と相応しい話なのかもしれません。
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