11【不動産投資】入居者過失の回収方法

165の続きになります。
【自力で家賃増額裁判|第1回期日と第2回期日の間にやること】
今回のテーマはここです。
「裁判第1回期日が終わったあと、第2回期日までに何をするのか」
ここが一番重要です。
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■ まず全体の流れ
裁判はだいたいこの順番で進みます。
・訴状(原告の主張)
・答弁書(被告の反論)
・第1回期日
・被告準備書面(追加の反論)
・原告準備書面(再反論)
そして
・第2回期日
という流れです。
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■ この期間の位置づけ
今回の話はここです。
「第1回期日」と「第2回期日」の間
つまり
・相手の主張が一通り出たあと
・こちらが整理し直すタイミング
です。
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■ 結論
やることはシンプルです。
・主張を増やす
ではなく
・構造を整える
これだけです。
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■ なぜ重要か
第1回期日が終わった時点で
・争点はほぼ固まっています
・お互いの主張も出揃っています
つまり
「ここから新しい話をする場ではない」
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■ やるべきこと
① 相場資料の精度を上げる
・同一マンション
・近隣
・同等条件
これだけに絞ります。
古いデータや条件の違うものは使いません。
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② 比較の軸を揃える
・面積
・築年数
・設備
・共益費込みかどうか
ここを揃えます。
裁判は
「比較として成立しているか」
ここで判断されます。
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③ 不要な主張を削る
・感情
・一般論
・弱い事例
これらは削ります。
残すのは
・強い事実
・比較できるデータ
だけです。
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■ 被告との違い
多くの場合、被告はこうなります。
・安い事例だけ集める
・エリアがズレている
・古いデータが多い
一方でこちらは
・条件を揃える
・直近データ
・比較可能
この差がそのまま結果になります。
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■ この時点での実感
この段階で
「だいたいの着地」は見えます。
例えば今回であれば
・6万円前後
このあたりに収まるだろうという感覚です。
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■ 第2回期日の意味
第2回期日は
「新しい主張をする場」ではありません。
・整理された内容の確認
・裁判所の心証が出る場
です。
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■ まとめ
第1回期日と第2回期日の間にやることは一つです。
「整える」
・主張を増やさない
・構造を崩さない
・比較を揃える
これだけです。
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裁判は
声の大きさでは決まりません。
証拠と構造とで決まります。
AIがどの程度使えるのか。
このあたりも含めて、最終的な結果がどう出るのか。
そのまま次回で答え合わせになります。
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■ 関連コラム(シリーズ)
121 家賃調停事例②まとめ
https://mbp-japan.com/hyogo/fp-takeshita/column/5201680/
144 「裁判でお願いします」と言われた実例
https://mbp-japan.com/hyogo/fp-takeshita/column/5217247/
160 素人でも作成できる「裁判で勝つ相場資料」
https://mbp-japan.com/hyogo/fp-takeshita/column/5219741/
165 裁判第1回期日
https://mbp-japan.com/hyogo/fp-takeshita/column/5222171/


