2014年の最低賃金は、平均15円程度上がりそうです。

影山正伸

影山正伸

テーマ:最低賃金

 毎年10月に都道府県毎に最低賃金が更新されますが、2014年について、どの程度引き上げるのか議論が大詰めを
迎えているとのことです。労使双方とも昨年並みの全国平均15円程度の引き上げで議論がまとまりつつあるようです。
今月29日に厚生労働省が答申を出し、8月から地方の審議会で都道府県毎の最低賃金を決めて、10月より更新と
なります。今回の額が引き上げられれば、生活保護が最低賃金を上回る逆転現象は解消されます。
 ただ、企業にとっては、毎年上がっていく最低賃金は、経営の圧迫要因ではあります。あまり急激に上がっていくと、
雇用の抑制を起こし、かえって雇用が増えないということにもなります。なかなか落としどころは難しいものです。

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影山正伸
専門家

影山正伸(社会保険労務士)

影山社会保険労務士事務所

手続業務、給与計算はもちろん、労働基準監督署労災課、監督課での実務経験を活かし、従業員とのトラブル解決、労務管理の諸問題の相談・指導に特に強く、また、賃金体系・人事評価制度の整備にも詳しい。

影山正伸プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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