第11回ものづくりワールド名古屋
先日(5月14日)、第2回【関西】ネプコンジャパン(5月13日、14日、15日 インテックス大阪にて開催)に参加したので、その状況についてコメントします。
展示品の中で、生産技術コンサルタントとして、また、現在実施している展示会のテクニカルアドバイザーの目的に対し、参考となりそうなものについて列挙します。(順不同)
①自動コテはんだのこて先端位置精度向上機構
自動コテはんだ付け工程として品質保証の基本となるのは、やはりこて先位置の維持管理ですが、こて先三軸位置補正機構を保有することによってそれを具現化しているというもの、昔から存在した機構であり、各製造業でもかなり使用されているものですが、当方として把握していなかった内容です。
②工程FMEAのAI活用
工程FMEAの検討は、生産技術として、もっとも基本の、また、負荷をかけるべき品質保証業務の一つですが、いよいよAI活用の時代がやってきたという印象を持ちました。使いこなすには、まだまだ情報量が不足している感はありますが、取り組む価値は大いにあるものと思われます。
③溶射加工技術の紹介
溶射加工とは、材料を高温で溶融または半溶融状態にして基材表面に吹き付け、耐摩耗性や耐食性などの機能性皮膜を形成する表面処理技術です。溶射に使用する材料は非常に多岐にわたり、アルミニウム、ステンレス、チタン、モリブデンなどの金属、各種合金、セラミックス、金属とセラミックスの複合材料などが使用されます。これにより、耐摩耗性、耐食性、耐熱性、絶縁性など、目的に応じた機能性皮膜を形成できます。溶射加工の熱源の違いにより様々な種類の溶射加工がありますが、代表的な溶射法にはアーク溶射、プラズマ溶射、フレーム溶射などがあります。
④アルミ合金線材等
銅線材と比較し、アルミ線材には、軽量(1/3)、安価(1/4)など魅力的な要素が多い一方、酸化被膜形成による接続性、はんだ付け性などの課題がありますが、それを克服する内容として、銅皮膜アルミ合金という形で提供するもの。アルミ材の魅力を様々な形で引き出し、また使用用途拡大に向けた取り組みも実施しているという印象を受けました。
(参考ブログ)
https://www.pec-kumata.com/post/2nepconjapanintex


