「事業承継会社の社長就任」という選択をするサラリーマンのメリット・デメリット
1、お知らせ
松本尚典が代表取締役を務める株式会社URVグローバルミッションが主催するグローンバル情報サイト アウト・オブ・ジャパンに連載する、国際ビジネス小説頂きにのびる山路 飲食事業成長軌道編にて、第3話「事業承継」 がリライトされました。
2、一国一城を預かる店長という職能の重要性と、店長を社員から抜擢して交代させる「事業承継」
「事業承継」と言いますと、高齢の社長の、次の経営者への事業の継承を主に指します。
しかし、広義の事業承継は、もっと日常的に、頻繁に起きています。
その最適な事例は、店舗の店長を交代させる、という、経営判断です。
店長は、中間管理職というよりは、小さい会社の事業主と同じ権限を持っており、かつ責任もあります。会社に対しては、売上や利益の責任があり、従業員に対しては人事評価や組織モチベーションの向上の責任があります。
店長が何らかの理由で辞職をしたり、また、会社として上記の責任が果たせていないとして異動させたりする場合、その店長の部下や別の部門の人材を、次期の店長にあてなければなりません。
しかし、店長が実質的に、権限も責任も、中間管理職ではなく、一国一城の主であり、事実上の経営者であることを考えると、その交代は、部下に与える心理的影響や、顧客に与える影響など、非常に大きいものがあると、経営者は自覚し、それに当たらなければなりません。
これを安易な人事異動と考えてあたると、大失敗をする可能性があります。
したがって、その実行には、それを事業承継だと位置付けて、細心の注意を払い、組織継承の運営をする必要があります。
小説では、このような店長の事業承継の事例を題材にしています。
是非、お読みください。
飲食事業成長軌道編 第3話「事業承継」
https://tsuziseppou.urv-group.com/novel05-03/