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中国商標権のライセンス料率

鈴木康介

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テーマ:中国 契約 ライセンス

プロシード国際特許商標事務所の鈴木康介です。

ライセンス料率は、ライセンサーとライセンシーとの協議で決められます。

パターンとしては、

 1.製品の売上高の数パーセント(1%から5%ぐらい)
 2.製品の粗利から計算
 3.双方の協議で決めた一定額

などがあります。

また、商標の知名度、ライセンスの種類、許諾地域、許諾期間、許諾商品又は役務、双方の力関係などによってパーセンテージや金額は変化します。

なお、売上高に対して5%を超えるロイヤルティを設定した場合、中国の課税当局から調査が入る場合があります。
(現在は廃止されましたが、以前、最大5%という規定があったためです)

また、ロイヤルティの額が不当に低い場合には、日本の課税当局から調査が入ることがあるそうです。

税務署向けのロイヤルティの参考資料としては、平成21年に経済産業省が行った調査の報告書などを参考にすると良いかもしれません。

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<参考>
知的財産の価値評価を踏まえた特許等の活用の在り方に関する調査研究報告書

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鈴木康介
専門家

鈴木康介(弁理士)

プロシード国際特許商標事務所

国際特許事務所での業務を通じて、実践的な知識とネットワークを培ってきました。また、中国人と国際結婚したため、現地の生活習慣などを経験を通じて理解しています。

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