中国紅茶「祁門紅茶キームン」をいただく。
「老叢」と茶名につけられているのを見かけたことはございますか?
どのようなお茶に「老叢」とつけているのでしょう?
「老叢」とは、70年以上の樹齢の樹木。
関連して「高叢」とは30年以上の樹齢の樹木をさします。
若い木と何が違うのでしょう?
なぜ高い価値が見出されているのでしょう?
茶樹は樹齢が長くなるほど
木が固くなり味が深くなります。
そして、淹れた茶が冷めても美味しい。
老叢の茶は価格が高いことが多いけれど、
その年輪が作り出す奥行きのある味が高評価を得ているといえます。
冷えてまいりますと滋味深い老叢紅茶や老叢水仙の力強さが
恋しくなります。
小雪を迎えひと雨ごとに寒さが増してまいりますね。
どうぞ暖かくしてお過ごしくださいませ。