注目の黄化緑茶「縉雲黄茶」
「緑茶三昧」
この季節になると今年もまた緑茶三昧の日々となりありがたいとしみじみ思います。
いただくお茶がどれも若々しい小さな芽ばかり…
夏を越す前の清らかな生命力に満ちているお茶から元気をいただけることに感謝です。
こちらは、「径山茶」。
浙江省余坑市の天目山東部にある径山一帯で作られる緑茶。
元は禅寺 径山寺で作られていたといわれています。
日本の僧侶もたくさん径山寺へ修行にいらっしゃいました。
僧侶が持ち帰り植えた茶の種が日本茶のもととなったといわれています。
日本の茶の祖といわれる栄西禅師は、こちらの寺を訪れていないとのことですが、
径山寺で修業された僧侶が日本各地で茶の種を植えたので、
そのひとつなのではと思います。
応援している静岡県梅ヶ島も聖一国師様が径山寺を訪れ、
持ち帰られた茶の種を植えたと伝わっています。
清々しさと上品な甘みのお茶を今年もいただけて嬉しいです。
暦は、芒種。
種まきとともに
数々の命が生まれる季節を迎えました。
これからの梅雨の間も
道端の草木の様子を楽しみながら
お散歩するのもいいですね…