中国緑茶 明前西湖龍井茶2019を蓋碗でいただく。
早くも今年の新茶の緑茶 浙江省杭州市に産する「龍井茶(ロンジンチャ)」が届きました。
鶯を思わせる灰色を帯びた碧色の龍井の小さな芽。
産毛の集まっている様子もかわいらしいです。
「明前」というのは、二十四節気の春分3月21日から清明4月5日前に摘まれたお茶を表しています。
草木が芽吹く一番良い時に摘まれたため、新鮮な芳ばしい香りがして価値が高いです。
「清明」は、中国では「清明節」というご先祖様のお墓参りに行く日です。
茶葉に湯が注がれ、息を吹き返したように生き生きとして、
新鮮な龍井茶ならではの香りに目が覚めるようです。
この度の淹れ方は、グラスを温め、適量の茶葉を入れ、
湯の量の3分の1まで湯を注ぎました。85~90度くらいの温度です。
以前より高めの温度で淹れるようになりました。
茶葉に湯が行き渡りましたところで、グラスに対して残りの3分の2くらい入れて、
ゆっくりと茶葉の香りが広がるのを待ちます。
出来上がりましたお茶が少なくなりましたら、また湯を足していただきます。
グラスひとつあれば中国緑茶がいただけます。
中国茶の中では、実は、緑茶が一番種類が多いです。
どちらかで茶葉をいただいたり、購入された折には、
是非、お試しくださいませ。
浙江省杭州市でいただく方法です。
茶具を使う方法も改めて紹介させていただきたいと思います。