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スルガ銀行の融資で収益物件 徳島でも開始

2016年6月7日 公開 / 2021年2月26日更新

テーマ:不動産投資

コラムカテゴリ:住宅・建物

徳島でもやっとスルガ銀行の収益物件融資の取り扱いが始まったようです。


さてさて、

木造 23年

軽量鉄骨27年

重量鉄骨34年

鉄筋コンクリート造47年

上記は日本の建物の法定耐用年数のことです。


ほとんどの銀行では、返済期間は最大でも法定耐用年数までです。


例えば築25年の重量鉄骨の物件だと、

34年-25年=9年となります。

鉄筋の物件だと47年―25年=22年になります。

返済期間が短いとキャッシュフローがなかなか出ません。




ところが、スルガ銀行の特徴は、返済期間が法定耐用年数より長いんですね。

上記の重量鉄骨の物件でも20年とか25年

鉄筋の物件も25年や30年のローンが組めるようです。

但し、金利は4.5%となります。
(最近の地銀や公庫の貸出金利はざっくり2%前後です。)
金利は高いけど長期間ローンが組めるのでキャッシュフロー重視の方には
良い銀行となります。
また、金利は全額経費になるので経費を多く計上はできます。


審査期間は3.4日で完了するというのも特徴的ですね。
(他行では2~3週間かかります。)


あと自己資金は物件価格の基本1割必要です。(諸経費は除く)
よって、必要なのは登記費用・仲介料・取得税などの経費プラス
物件価格の1割の資金ですね。
(他の地銀では2割自己資金要求されるところもあります)


スルガ銀行で融資を受けるには利回り高いけど古めの物件なら、
メリットはあると思います。

スピードが速いのでいい物件が出たらすぐに結果が出て
他の買付より優先されますね。

デメリットは金利が高く、返済期間が長いということは
元金がなかなか減らないというところです。

利回り高くていい物件だけど、重量鉄骨。
鉄筋コンクリートだけど、築30年以上。

そのような条件の物件なら、スルガ銀行で挑戦するのも
良いかもしれませんね。

この記事を書いたプロ

藤本忠昭

物件の価値を高める不動産のプロ

藤本忠昭(エフステージ株式会社)

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