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谷津吉美
薬剤師
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谷津吉美(薬剤師)
有限会社むつごろう薬局
(写真は、静岡店前の薬草、牡丹の花)今回は日本に伝わる以前、つまり中国での成り立ちについて解説していきます。漢方の起源は...
(写真は、4月24日 むつごろう薬局 静岡店 の牡丹の花)病気になる原因は様々であり、そこには外的なきっかけも自分の身体に内在するものもあるでしょう。そのうち、漢方では季節の変化など私たちの...
中国の医学を知る上で、どうしても外せない書物が存在します。それは三大古典と呼ばれている・「黄帝内径」・「傷寒論」または「金匱要略方論」・「神農本草経」の三書です。これらは...
化学的に合成された西洋薬とは異なり、漢方薬では自然の状態で生育した植物や鉱物などを使いますので、副作用がないと思っていらっしゃる方も多いのですが、実際にはそうではありません。副作用のない...
漢方薬には多様な剤型がありますが、元来は煎じ薬といって生薬を煮出して煎じたものが基本となる飲み方でした。煎じ薬は、煮出す手間もさることながら飲みやすく加工されていないので、場合によっては味や...
漢方薬本来の力を引き出すには、煎じ薬が有効であるということを以前お話ししましたが、その他の剤型もやみくもに作られたものではありません。どれも目的とする効果を狙って考えられた剤型ばかりですので、...
(写真は、当帰の花)「気」や「血」と同じく身体をめぐる「水(すい)」は、無色の液体を指します。リンパ液など、血液を除いた体液のことを表していると...
写真は、漢方生薬「黄耆(おうぎ)」漢方薬の元となる生薬には、植物や動物、鉱物由来など実に様々なものが使われていますが、その大半は植物です。その原料と...
日本における古代医学は、まじないや祈りが発祥であり、自然界に存在するものを経験的に薬として用いていたことは中国と同じです。病気の完治を願って神に祈るという行為は現在でも見受けられますが、...
漢方薬は飲みにくい」そう感じている人は多いようです。それもそのはず、西洋薬は錠剤やカプセル剤にしたり味をつけたりと飲みやすく加工してあるのに対し、漢方薬は生薬そのままの味がするのですから。...
現代では科学の進歩などのおかげで、季節を問わず手に入るものも増えてきました。ですが、暑い時期に属するスイカやキュウリが体を冷やし、寒い時期のかぼちゃやサツマイモが体をあたためるように、本来は季...
最近、どことは言えないけれど何となく体調がすぐれない。頭痛がとれないので病院で検査してもらったけれど、特に異常はみつからなかった。そういった方、意外と多いのではないでしょうか。漢方ではこ...
(写真は、薬草「当帰」の花)以前、こちらで少しご紹介しましたが、身体の調子の良し悪しには“気、血、水”が深く関わっています。その中でも“気”は、生命...
(写真は、徳川家康公駿府城外苑の桜)漢方薬は西洋薬と違い、独特の名前がつけられていますね。漢字を用いたその名前のつけ方には、実はいくつかの法則があります。...
生きるということは食べることであり、食なくして生きていくことはできません。そんな当たり前のことを最近は、忘れがちになっていることはありませんか?時には暴飲暴食をし、そして体型を気にして過度...
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