コラム
戦国武将に学ぶ健康法最終回...「伊達政宗」
2023年1月21日
伊達政宗(片岡景綱)(享年 70 歳)(160 cm・57Kg)
5歳の疱瘡で片目を失い、23 歳で落馬による骨折と、健 康面で気を使うことを余儀なくされた政宗は、奥州の地より 密かに家康公との長生き競争をスタートさせた。その甲斐 あって生涯大きな病気なく健康であった。
その健康法とは、
1いい水を飲む。(本丸水源)
2茶杓つくり。(名人芸でストレス緩和、達成感のやる気ホルモンドーパミンの力で前向きな気持ちに。) 3脈診健康診断・・病気があると、気血水の通り道「経絡」が乱れ、脈が乱れる。これは漢方薬の基本的な診断方法「四診」の一つ「切診」で脈を三本の指で按圧しその強さ速さ 深さで病気の診断を行うものである。
政宗は華やかの様相とは裏腹にその生涯は多くの選択と気 遣いの人生に費やした。それがたたってか、晩年食道、胃癌、 癌性腹膜炎の道を辿る。臨終の際の死に顔を、妻子にも見せぬほどであった。伊達男、政宗の男気がここにある。 漢方薬を出すなら・・・利膈湯(食道癌に)
終わりに
それぞれの上りつめる故の強い性格は、それによって身を 滅ぼす要因にもなります。東洋医学では中庸という考えがあ り、‘いい加減' が必要だと言っています。頑張り過ぎず、考 え過ぎず、人の目を気にし過ぎず、程々を目指していきましょ う。それが健康で長い人生を送る秘訣になるかも知れません。
戦国武将に学ぶ健康法まとめ https://mbp-japan.com/shizuoka/mutsugoro/column/5103309/
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