シンプルな治療 (弱点を知る)
むつごろう薬局の前の桜が3/22に咲き始めました。桜が咲くころ、ツクシが見つかると聞いていたので、3/24にツクシを探しにでかけました。やっと見つけたツクシですが、ちょっとしか採れませんでした。他のところを探して見つからないので、階段をくだったところ、そこにたくさんのツクシを発見しました。先ほど見つけたツクシがあった所の風上のようです。階段の下の方は家があって陽が当たらない時間があるためか、まだ胞子が飛んでいないツクシもありました。ツクシの胞子は緑色なんですね。家に帰って、ハカマを取り、卵とじにして食べました。開いているツクシが多かった上、下ゆで時間が長すぎたのか、苦みをほとんど感じませんでした。
NHK for Schoolのミクロワールド・飛び出す胞子・ツクシの秘密を見ました。1本のツクシから出る胞子の数は、100万個以上だそうです。ツクシの胞子の中には葉緑体があるため緑色をしてます。4本の腕が巻き付いて丸まっているのですが、乾燥すると腕が急に伸び、飛び出して風に乗っていきます。そして風に運ばれた胞子はスギナに育っていきます。
むつごろう薬局にもスギナが置いてあります。スギナは漢方薬ではなくて民間薬です。民間薬とは、民間で経験的に知られいい伝えられてきた生薬(薬草)で、使用する量は一定ではありません。多くの場合1つの生薬だけで使います。むつごろう薬局ではウチダ和漢薬のスギナを扱っています。そのウチダ和漢薬のホームページより引用します…うるしかぶれにはスギナの茎の生の汁や煎じ汁で洗うとよいとされています。また、乾燥した茎を、お茶のようにして、回虫駆除薬として利用していました。スギナの茎を陰干ししたものは「問荊(もんけい)」という生薬で、利尿、解熱、鎮痛薬として用いられます。…
よくスギナをご購入いただく方は、膀胱炎になりそうな時に飲んでいるとおっしゃっています。