自分を変えたいと思う、プラス思考の落とし穴

2020年2月14日公開 / 2021年2月17日更新

テーマ：考え方を変えてみる

コラムカテゴリ：くらし

コラムキーワード：マインドフルネス、発達障害　支援、対人関係療法

こんにちは、今日はプラス思考にならなくてはと思うあまり、それにとらわれて逆に苦しくなってしまう事についてお話ししたいと思います。

物事をマイナスに考えてばかりは良くないから「これからはプラス思考でいこう」・・・と決意したのに、挫折してしまう人は多いのではないでしょうか。

それは自分を変えようとそれにとらわれすぎて、思い通りにいかない自分を責めてマイナスの感情に疲れてしまうからです。もともとくよくよ悩む癖を持っていた場合、その癖を直すのにはそれなりに時間がかかってしまいます。ポジティブ思考にしなければと思う事や、マイナス思考をしてはいけないと自分の感情を無理に打ち消そうとすることは、心に負担をかけてしまいます。

「どんなときでもポジティブに捉えなければ」と思う事で、逆に「こうでなければいけない」思いにとらわれてしまいます。それが出来ない自分を責めてしまい、心の負担になるのです。

出来ない自分も許して認めてしまいましょう。

自分に対して「これは良くない」「こうあるべきだ」と否定して縛るのではなく、良いところも悪いところもあるのは当然なこと、今の自分の感情をそのまま見つめ、自分を認め許すことがポジティブに自分が変わる第一歩になります。

心を軽くするお手伝いをさせてください。
心の癖を一人でなかなか治せない方のお手伝いをします。
人間関係を改善したい方、悩みやすい性格の方、あきらめないでください、人は変わることが出来ます。