コラム
怒りの感情のコントロール法
2016年4月26日 公開 / 2021年4月16日更新
今日は怒りの感情についてお話ししたいと思います。
「いつも何かイライラする」「過去の腹立たしい出来事が忘れられない」など、怒りの感情に支配されて、心穏やかな毎日が送れない方も結構いらっしゃるのではないでしょうか?でも、いつもイライラしている事が表に出ていると、周りから人が遠ざかってしまいます。
まずその怒りがどこから来ているのか、自分の心を見つめてみましょう。
自分の心と向き合うことは、簡単ではないかもしれません。無意識に目をそらしたり、ごまかしたりして生活している事って結構多いものです。イライラの原因は「恐怖心」「不安」「自分の価値観のこだわり」だったりすることが多く、その感情から解放されるとずいぶん心が穏やかになります。
「何を恐れているのか?」
「何にこだわっているのか?」
自分の作り上げた(あるいは親が作り上げた)ルールを守らない人が許せない。怒りの原因となる価値観を見つけ出しましょう。
怒りの陰にある大事にされたかった自分の思いなど、「こうでなければいけない」という縛られた考えから、自由な考えに変えていくと楽になります。怒って感情的になり、怒りをぶつけるより、伝え方を変えて相手に理解してもらえたら、今よりずっと心穏やかになるのではないでしょうか?
もちろん怒ることが悪いというわけではありません。押さえてばかりいたら苦しくなってしまいます。怒りの感情を解放することも時には必要です。ただ、瞬間的に怒りをぶつけると後悔することも多いので、それを回避するために、一旦冷静になりましょう。その場を離れるとか、コーヒーを飲むとか、ガムを噛むとか、何か違う事をして少し冷静になる方法を見つけましょう。瞬間的に怒って後悔ばかりする事も、自分の心にとって良くないからです。
怒りをコントロール出来ると、心の安らぎをもたらします。恐れの感情を手放し、こだわりから解放されましょう。
自分ひとりで出来ない時には、カウンセリングも利用してください。自分の気持ちと向き合う事は、時として辛い作業でもあります。でも、生きづらさを感じる原因は「自分の心をごまかしている」「偏った見方をしている」時に起こります。その心をしっかり見つめ、物事の受け取り方を変える作業が出来ると、今よりずっと生きやすくなります。
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