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コラム
「何に時間を割り当てるか」で、生産性は格段に変わる⁉
2019年11月28日 公開 / 2019年11月29日更新
経営資源は、人、物、金、そして情報。と、言われます。
そして、生産性を考える上で、もう一つ重要な要素が、『時間』です。
私は、特に時間は、重要であると考えています。
スーパーマーケットでも、人時売上高や人時生産性、一日、一ケ月、一年当たりの売上高、粗利益高と、言うように、ベースになっているのが、時間です。
そして、その経過とともに、業績に大きな差が生まれてきます。
生産的な時間という概念
生産的な時間とは、営業利益(収入)に繋がる時間の意味です。
ある情報誌で読んだのですが、フォーチュン500の調査結果で、CEO(最高経営責任者)の生産的な時間は、1日たった28分だったそうです。
その本の中に書かれていた内容を、スーパーマーケットに当てはめてみると、
①非・生産的な時間
・世間話
・ネット検索
・メールチェック
・電話対応
・事務所の整理
②生産的な時間
・商品開発
・マーケティング
・プロジェクト管理
・ビジネス拡大ための取り組み
③超生産的な時間
・商品開発の仕組みを作る
・マーケティングの仕組みを作る
・ビジネス拡大の仕組みを作る
というようになります。
これらを実際に、社長、経営幹部、部長、店長、チーフと言うように、職位毎に、『リーダーの時間の使い方』を考えることは、ビジネスの発展を考える上で、非常に重要です。
リーダーは、何に時間を割り当てるべきか?
リーダーが、何に多くの時間を使っているかで、時間の経過とともに、チームの成果は変わってきます。
単純に考えて、リーダーの使える時間配分で重要なことは、『マーケティング』とその『仕組みづくり』であると私は考えています。
上記のように、『超・生産的な時間』は、
・商品開発の仕組み(システム)を作る
・マーケティングの仕組み(システム)を作る
・ビジネス拡大の仕組み(システム)を作る
というように、正にマーケティングのことになります。
ですから、多くの仕事に対して、生産的なことから優先順位をつけて、その上位のことに時間を確実に割り当てることを考えるべきです。
当然、優先順位の低いものについては、『止める』『減らす』という選択をする必要があります。
現実的には、それらを部下(他者)に、遣ってもらう(任せる)ことを考えることが重要です。
結果的に、部下のスキルアップと成長を実現することにもつながり、チーム力は確実にアップします。
とにかく遣ってみる
考えているだけでは、何も変わりません。行動に移すことです。
遣ってみると、今まで考えられなかったような成果が出てくるものです。
そして、このことは、決してリーダーだけのことではなく、個人にも当てはめて考える必要があります。
競争が益々厳しくなる時代です。
非効率なことに対して、せっせと汗を流していて、低い生産性を垂れ流せるような時代ではないのです。
ルーティン化して、どうでも良いことは、サッサと止めてしまいましょう‼
将来の成長のために、生産性の高いことにシフトして考え、行動する癖を付けましょう。
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