大阪市シルバーボランティアセンターの友愛電話訪問 ~☆成年後見 vol.7⑭☆
こんにちは、佐井惠子です。
将来、判断能力が衰えたときに備えて、私を任意後見人と定めておく、
任意後見契約を結んだAさん。
見守り契約中で、3か月に一度、ご自宅に訪問しています。
まだまだ、そんな心配はありませんが、まだまだ先でいい時に結んでおくのが任意後見契約。
お友だちも多く、旅行に観劇に、リタイア後の生活を楽しんでおられます。
溌剌として、活動的な方ですが、
先日、手作りのアクリルたわしをプレゼントして下さいました。
えーっ、意外、意外!
「心配しなくても何とかなるし、大丈夫。心配しすぎじゃないの!」
それで、任意後見契約に踏み出さない方も多いです。
それもいいと思います。
そういうことを考えたくないというのは、自然な心情です。
でもね、ご高齢となって、施設に入るなどして、
自由に、古くからのお友だちとおしゃべりすることが難しくなった方から、
時折、その孤独を訴えられます。
私が、10年来の関係であったなら、少しは違うかもしれないと思うこともあります。
そういった意味でも、長くお付き合いすればするほど、
見守り契約は、値打ちがあるのでしょう。
漠然とした将来への不安を解消してしまいたい。
今、対処できることを、さっさと片付けてしまって、今を楽しむことを選んだ方には、
折角の早い決断を、良かったと思っていただけるように、
色々な面をお互いに発見しながら、
良い関係を作っていきたいと思っています。
後悔させません。
笑顔の和が広がりますように
司法書士佐井惠子
http://sai-shihou.jp