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福味健治

建築主の思いを形にする注文住宅の専門家

福味健治(ふくみけんじ) / 一級建築士

岡田一級建築士事務所

コラム

勤続疲労?

2021年2月22日

テーマ:【カフェテラス】

コラムカテゴリ:くらし

最近のプロ野球解説で気になる用語

私はプロ野球ファンで、キャンプ開始時から贔屓しているチームの状態を、ネットやCSTVで確認しています。今年もキャンプ終盤を迎え、いよいよ実戦形式の練習を行う時期に差し掛かりました。
中継の中で解説者が投手の解説をしています。「〇〇君は去年大活躍しましたから、今年は少しキンゾクヒロウが心配ですね・・・・」聞いていた私は「???」
キンゾクヒロウってどの様な字を書くのだろう・・・
工学系の勉強をした人がまず頭に描く文字は「金属疲労」です。
「金属疲労」とは、金属のある部分に繰り返し力を加える事により、その部分が脆くなる現象を指します。
工学には関係のない人にも、日常的に金属疲労を経験しています。「指だけで、針金を切る事が出来ますか?」と聞かれて「はい出来ます」と答えた人は無意識に金属疲労を応用しています。
針金のある部分をクネクネと曲げていると、その内ポキッと折れてしまいます。あれが金属疲労です。
金属疲労が原因で、世界で初めて重大事故を起こしたのは、イギリスの旅客機コメット号の墜落です。
ジェット機は高いところを飛ぶ為、客室内は与圧されています。地上で1気圧の中で生活していますが、高度が高くなるにつれて気圧が下がり、その分与圧室(客席)は風船の様に膨らみます。地上に降りるとまた元に戻ります。それを繰り返しているうちに、与圧隔壁が金属疲労を起こし空中分解したのです。
その後も日本航空の御巣鷹の峰に墜落した123便も後部与圧隔壁の金属疲労が指摘されています。
新幹線の台車に亀裂が発見され重大インシデントになった事もありました。これも金属疲労です。
工学系の勉強された人や仕事をされている方には、常に頭の片隅に残っている用語ですので、投手の「キンゾクヒロウ」と聞くと「はぁ?」となってしまうのです。
野球解説者の誰が、金属疲労と云う言葉を何かの機会に耳にして、偶然にも投手の肩のコンディションの解説をしている時に、口に出てしまったのを、聞いていた記者が世間に広めたものだと推測しています。
記者は「勤続疲労」だと思っているのでしょうね。
勤続年数と云う言葉はよく耳にします。勤めを続けると云う意味で使われますが、勤続疲労ってなんか違和感ありません??
筋肉疲労とどう区別したいのでしょうね?

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