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福味健治

建築主の思いを形にする注文住宅の専門家

福味健治(ふくみけんじ) / 一級建築士

岡田一級建築士事務所

コラム

大阪北部地震被害調査速報会に参加して

2018年7月27日

テーマ:【免震住宅・地震対策】

コラムカテゴリ:住宅・建物

都市型の地震は大きな災害となる

観測史上、大阪では初となる、震度6弱を観測した大阪北部地震。
地震規模の割に大きな被害が出ました。応急危険度判定では、1/4~1/5の家屋が危険と判定され、二次災害の危険性も残されています。

写真は、地震波形を解析したスペクトルですが、阪神大震災と比較して、キラーパルスと呼ばれる、振動周期が1~2秒の間の波形が、1/2程度しかありません。それでも、家屋の外壁が脱落したり、屋根瓦が落下したりしている事は、阪神大震災と、同規模が想定されている、上町断層地震が発生した場合の、被害の大きさが甚大となる事を暗示しています。

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福味健治(岡田一級建築士事務所)

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