台風の後には屋根裏の点検を

台風１６号が近畿に上陸しました。今年初めて近畿に上陸した台風です。例年に比べ近畿を直撃する台風は少ない様に思いますが、過去を振り返れば室戸台風・第二室戸台風と甚大な被害を及ぼした台風もあります。又最近は温暖化の顕在化により海水温が日本近海まで高い状態が続いており、台風が勢力を保ったまま上陸する傾向にあります。
今回の台風は前線を伴っておりますので、風よりも雨の被害が予想されます。
風と雨が同時に家屋に襲いますので、通常では雨漏れの心配のない部位からの雨水の侵入が予想されます。小屋裏の点検口のある家は、室内の天井に雨漏れの痕跡がなくとも、点検されることをお勧めします。雨水の侵入は放っておけば建物の構造に大きな影響を与えます。繰り返し雨漏れが発生していれば、室内に雨漏れしていなくても大変な事になりますので、一度点検してみてください。