60代の家造り
セカンドライフ世代の家造りは、コミュニティーとの関わりが重要です。
家を新しくしても、人の寄り付かない家にしてしまえば、仏作って魂入れずで、彩のない余生になってしまいます。人は人と関わりながら社会生活を送るものです。社会と隔絶してしまえば、自分が生きている目的を失います。
では、人が自然と寄り付く家にするには、どうすれば良いのでしょう。地域性や風土と云った条件で回答が変わりますが、一貫して言えることは、住んでいる人が楽しんで住んでいるのが条件です。
どれだけ、立派な家でも住まう人が不幸であれば、人は寄り付きません。自分が楽しんで生活しているからこそ、人も楽しさにつられてやって来るのです。
家を建てるとき、世間体やブランド、又は施工者の品定めをする以前に、どの様な事を楽しいと感じるか自分を見つめ直すことから始めましょう。