住まいの暑さ対策
日本のタイルメーカーが苦戦しています。と言うより外国から安価なタイルが世間一般に広まったのが原因です。
日本のタイルと外国産のタイルの違いは精度です。タイルは焼成して作りますので、焼き縮みが出ます。日本のタイルは精度が高く、目地を取らなくても貼れてしまいます。外国製のタイルは300角タイル程度の大きさになれば、2〜3mmの誤差があるのは当然です。ですので職人さんは好んで日本製のタイルを貼りたがりますが、施工単価がそれを許さなくなってしまいました。
多少の誤差があっても目地で誤差は吸収できますので、仕上がりには殆ど差がありません。タイルの質の悪さを日本人の職人芸がカバーしている格好です。
いま、自邸の外構をDIYしています。塀の吹き付けタイルを剥がしたあとにレンガタイルを貼ろうと思っています。それでやはり、予算の都合で外国産のタイルを考えています。亀岡に外国産のタイルを取り扱う代理店がありまして、毎月カタログを送ってくるのですが、見ていると平米当たりの価格が1800円でした。
日本製のタイルの1/10の価格です。素人の私が何処まで綺麗に貼れるか判りませんが、失敗しても誰に怒られる訳でないし、気楽にDIYを楽しもうと思います。