福岡城跡

博多に到着して、少し時間があったので福岡城跡を見てきました。
黒田官兵衛・黒田長政父子の築城で知られるこの城ですが、福岡城が出来るまではこの付近は福崎と呼ばれていました。黒田官兵衛のゆかりの土地、岡山の福岡の名前を築城に合わせてここの地名としたそうです。それ以降、那珂川の西を福岡、東を博多と呼ばれる様になったとのことです。
それよりさかのぼる事700年、平安期にはこの地に鴻臚館と呼ばれる外国の使節を迎えたり遣唐使の宿舎となった迎賓館が存在していました。かつての平和台球場跡で発掘調査が行われていて遺跡後がそのまま保存された資料館が建っています。ただで入場できますので一度福岡を訪れた際には一度立ち寄ってみて下さい。考古学ファン必見です。


奥に見えるのが福岡城の石垣で、左側のフェンスの内側が平和台球場跡です。その中に鴻臚館が建っていました。鴻臚館は福岡以外にも神戸と京都にあったことが判っています。